神奈川21世紀の会タイトル

趣意書 見出し



私たちの会は、1998(平成10)年秋、横浜の地で呱々の声を上げました。折しも、金融不安が列島に暗い影を落とし、先の見えない不況がもたらす閉塞した空気に誰もが息が詰まりそうな時でした。
 新しい世紀に向けて、この難局をはね返すにはどうすればいいのだろうか。活気にあふれた日本を取り戻す道はどこにあるのだろうか。必死に答えを探しても、なかなか見つかりません。
 やはり智恵を出し合うしかない、それが、私たちの結論でした。神奈川や東京のさまざまな企業で生きる人、霞が関や自治体で現場行政の最先端に立つ人、NGOやNPOで社会貢献の活動を担う人。それぞれの立場を超えて交流し、新しい時代に向けて議論する事で光明を見出したいと考えました。仲間を募り、そして、この会ができたのです。
 私たちの合言葉は、「和(交流)・話(情報)・輪(ネットワーク)」です。
 1859年の開港以来、横浜はつねに時代の先頭を走ってきました。21世紀も「文明開化」の拠点であり続けてほしいと願っています。
 私たち神奈川21世紀の会も横浜の新たな歴史づくりに貢献します。

2021年4月